有機栽培とは?
有機栽培は、別名「オーガニック栽培」とも呼ばれます。種まきや植付けをする2年以上(果物などは3年以上)前から、原則として農薬や化学合成肥料を使用しない土壌で育てる栽培方法を指します。
ただし、「原則として」の表記の通り、どうしてもやむを得ない場合には、30種類ほどの農薬の使用が認められています。有機栽培=無農薬というわけではないのです。しかしながら、滅多なことがない限り使用されることはありませんので、ご安心下さい。
同じような育て方をしたからといって、気軽に「有機農産物」や「有機栽培」と表記して良いわけではありません。こうして表記できるのは、登録認定機関で認定された事業者のみです。
無農薬栽培とは?
無農薬栽培とは、栽培期間中に農薬を使用せずに栽培する方法を指します。「栽培期間中に」というところがポイントで、例えば前の栽培で農薬や化学肥料を使用し、それが土壌に残っていたとしても、今の作物の栽培中に農薬や化学肥料を使用していなければ「無農薬栽培」として売り出すことが可能です。
有機無農薬栽培は、有機栽培と無農薬栽培の良いところだけを取り入れた栽培方法です。つまり、有機栽培の土壌において、農薬を使用せずに行う安心安全な栽培方法というわけです。
特に手間暇がかかっているだけあって、育てられた野菜や食材はとても美味しく、さらに栄養価が高くて健康的です。ぜひ、ご自身でその安全性や美味しさ、健康性をお確かめ下さい。